2022.10.03更新
写真編集・画像編集用のパソコンを買うときって、何を基準にどう選んだらいいか迷いますよね。
そのうえ編集ソフトも様々なものがあり、どれにしたらいいか分からない人も多いと思います。
このブログではパソコンや編集ソフトを選ぶ際のポイントについて、パソコン初心者にも分かりやすく解説していきます。
具体的には、
パソコンの価格はいくらでどの程度のスペックが必要なのか?
どんな編集ソフトがあって何が出来るのか?
これらの点について詳しく解説します。
私自身いくつかの編集ソフトを使ってみての解説なので、これから買おうとしている方は参考にしてみてください。
ステップ1
写真編集・画像編集ができるデスクトップパソコン・ノートパソコン・モニターを選ぶ
写真編集・画像編集をするために必要なパソコンスペックはそれほど高くありません。
写真は静止画なので扱うデータ量が少ないからです。
写真編集・画像編集をするために最低限必要なパソコンスペック
OS・・・【Windows10以上】 or 【macOS10.15以上】
CPU・・・【Intel Core i5】 or 【AMD Ryzen 5】
メモリ・・・16 GB以上
GPU・・・【Intel Core i5】 or 【AMD Ryzen 5】のCPU内蔵GPU以上
モニター解像度・・・1920 x 1080以上
HDD・SSD空き容量・・・256GB以上で SSD 推奨
このスペック以上のパソコンならば、写真編集・画像編集ソフトを動かすことができます。
高性能なスペックが要求されるのは動画編集やパソコンゲームをする場合です。
おすすめのデスクトップパソコン:2022年9月更新
価格重視 | 写真/画像編集の性能重視 | 動画編集やPCゲーム性能重視 | |
---|---|---|---|
PC名 | Magnate IM 16GB BTOモデル | クリエイターPC WA7J-D222/ZB | SENSE-FWX6-LCR58X-UAX |
販売サイト | ドスパラ | ツクモ | パソコン工房 |
価格 | 79,979円 | 159,800円 | 262,700円 |
OS | Windows 11 Home 64ビット | Windows 11 Home 64ビット | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | Core i5-12400 | Core i7-12700 | Ryzen 7 5800X |
CPU ベンチマークスコア | 19,544 | 31,326 | 28,143 |
ストレージ容量 | SSD:500GB (NVMe) | SSD:1TB (NVMe) | SSD:1TB (NVMe) |
電源ユニット | 450W:80PLUS BRONZE | 750W:80PLUS GOLD | 800W:80PLUS GOLD |
販売サイトはこちら | 販売サイトはこちら | 販売サイトはこちら |
- デスクトップパソコンで出来ること
- 写真編集・画像編集・動画編集などのクリエイティブな作業やPCゲームなど
デスクトップパソコンはカスタマイズの幅が広いです。
高解像度モニターと併用し豊かな色表現で写真・画像編集したり、他にも動画編集・3Dグラフィック作成・最新のパソコンゲームをプレイしたりなど様々な用途で使用することができます。
下記の記事でそれぞれのデスクトップパソコンについて詳しく解説しています。
おすすめのノートパソコン:2022年9月更新
用途・目的別の オススメ | 価格重視 | 写真/画像編集の性能重視 | 動画編集やPCゲーム性能重視 |
---|---|---|---|
PC名 | THIRDWAVE DX-T5 | IdeaPad Slim 570i Pro | STYLE-15FX152-i7-NASX |
販売サイト名 | ドスパラ | レノボ | パソコン工房 |
価格 | 88,980円 | 154,800円 | 172,800円 |
OS | Windows 11 Home 64ビット | Windows 11 Home 64ビット | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | Core i5-1135G7 | Core i7-12700H | Core i7-12700H |
CPU ベンチマークスコア | 10,057 | 26,825 | 26,825 |
メモリ(RAM) | 16GB | 16GB | 16GB |
メモリタイプ | DDR4-3200 | DDR5-4800 | DDR4-3200 |
GPU | Intel Iris Xe Graphics (CPU内蔵GPU) | Intel Iris Xe Graphics (CPU内蔵GPU) | GeForce RTX 3050 |
GPU ベンチマークスコア | 2,740 | 2,740 | 12,747 |
ストレージ容量 | SSD:512GB (NVMe) | SSD:1TB (NVMe) | SSD:500GB (NVMe) |
ディスプレイ モニター | 15.6型 ノングレア 1,920×1,080 | 16型 ノングレア 2560 x 1600 IPS | 15.6型 ノングレア 1,920×1,080 |
重さ | 1.6kg | 1.95kg | 2.12kg |
販売サイトはこちら | 販売サイトはこちら | 販売サイトはこちら |
- ノートパソコンで出来ること
- 写真編集・画像編集・簡単な動画編集や軽いPCゲームなど
ノートパソコンはどこにでも持ち運びができ作業する場所を選ばないという圧倒的なメリットがあります。
また、モニターは本体と一体なので写真編集用に高解像度モニターを別途購入する必要もなくお財布にも優しいです。
最近の高性能ノートパソコンは動画編集や最新のパソコンゲームがプレイできるものも多いので写真編集・画像編集以外にも用途を考えている方にもオススメです。
下記の記事でそれぞれのノートパソコンについて詳しく解説しています。
おすすめのディスプレイ・モニター:2022年9月更新
用途・目的別の オススメ | 価格重視 | カラーマネジメントモニター | 画質・色域のカバー率重視 |
---|---|---|---|
モニター画像 | 24QP550-B | CS2410 | 27UP650-W |
製造メーカー | LG | EIZO | LG |
価格 | 27,000円 | 54,780円 | 47,180円 |
画面サイズ/インチ | 23.8 | 24.1 | 27 |
液晶パネルの種類 | IPS ノングレア | IPS ノングレア | IPS ノングレア |
解像度 | WQHD 2560×1440 | WUXGA 1920 x 1200 | 4K 3840×2160 |
色域カバー率 | sRGB 99% | sRGB 100% | DCI-P3 95% |
輝度(標準値) | 300cd/㎡ | 300cd/㎡ | 400cd/㎡ |
コントラスト比(標準値) | 1000:1 | 1000:1 | 1,200:1 |
アスペクト比 | 16:9 | 16:10 | 16:9 |
表示色 | 8bit:約1,677万色 | 8bit:約1,677万色 | 10bit:約10.7億色 |
HDR表示 | 対応 | ー | 対応 |
販売サイト | 販売サイト | 販売サイト |
写真編集や画像編集をするのにそれほど高いスペックは必要ありませんが、モニターに関しては注意が必要です。
モニターは物によって色の具合が変わってくるので、正しい色表現をさせたい場合はキャリブレーションされたモニターか自分でキャリブレーションする必要があります。
特に仕事で写真の受け渡しをする場合は、相手と色の見え方が違ったらややこしいことになります。
趣味でやる分には普通の高解像度モニターで十分です。
下記の記事でディスプレイ・モニターについてまとめています。
ステップ2
自分が使いたい写真編集・画像編集ソフトを選ぶ
写真編集がメインなのか、画像編集がメインなのか、月額課金で良いのか、買い切りのほうが良いのか、など様々な編集ソフトがあります。
ソフト名 | 価格 | できること | 特徴 | |
Photoshop フォトショップ | 最安で月額 1,078円 | 写真編集・画像合成・デザイン作成・イラスト作成・ポスター作成・簡単な動画編集・写真/画像の保管や共有 | 業界最大手ソフト 画像関係なら何でもできる・モバイル版あり | 公式サイト |
Lightroom ライトルーム | 最安で月額 1,078円 | 写真編集・写真の保存や共有 | 初心者向け 直感的な操作で綺麗に編集できる・モバイル版あり | 公式サイト |
Luminar Neo ルミナーネオ | 買い切り Neo:9,580円 | 写真編集・画像合成・写真/画像の保管や共有 | AIでの編集の他にレイヤーを使った合成画像を作成可能 | 公式サイト |
Luminar AI ルミナーエーアイ | 買い切り AI:5,630円 NeoとAI:14,197円 | 写真編集・画像合成・写真/画像の保管や共有 | AIによる補正で手間のかかる編集・合成が簡単にできる | 公式サイト |
CaptureOne キャプチャーワン | 買い切り:44,208円 月額:3,549円 12ヶ月:26,465円 | 写真編集・高速テザー撮影 | 最速でテザー撮影できるプロの現場向け編集ソフト | 公式サイト |
PhotoDirector 【13Ultra/365】 フォトディレクター | 13 Ultra(買い切り) :7,800円 365(12ヶ月プラン) :6,480円 | 写真編集・画像合成 | 写真に動きのあるエフェクトを簡単につけられる | 公式サイト |
Silkypix11 シルキーピックス | 買い切り:13,200円 Pro版買い切り:22,000円 | 写真編集・画像合成 | 貴重な国産写真編集ソフト 解像感の高い画像生成ができる | 公式サイト |
Illustrator イラストレーター | 月額:2,728円 | グラフィックデザイン・イラスト作成・ポスター作成 | グラフィックデザインに特化した画像編集ソフト | 公式サイト |
ソフト名 | 価格 | できること | 特徴 |
写真編集や画像編集をされている方の中ではPhotoshop以外の編集ソフトをよく知らない方も多いと思います。
確かにPhotoshopは業界で最も多く使われている有名編集ソフトですが月額課金であることから金銭的に圧迫されている感覚もお持ちの方もいるのではないでしょうか。
そういった方には買い切り版の編集ソフトもあるので選択肢の一つとしてオススメです。
更に細かい特徴やおすすめ編集ソフトについて下記の記事でまとめているので、詳しく知りたい方は是非チェックしてみてください。
このブログで分かること
初心者はこのブログを見ることで写真編集・画像編集に必要なものが簡単に分かる
パソコン初心者が難解な専門用語を読みながら、目的のパソコンを探し出すというのは、なかなか骨の折れる作業です。
このブログでは難解な専門用語はなるべく使わず、できるだけ細かい用語解説を加えながら写真編集・画像編集のおすすめパソコンをご紹介していきます。
写真編集・画像編集のパソコンや有料ソフト探しに特化
このブログでは写真編集のテクニックや、パソコンの使い方などに関してはほぼ触れていません。
ほぼ全ての記事は写真編集・画像編集のパソコンや有料編集ソフト、そして高解像度モニターに関しての記事になっています。
なので、もしあなたが写真編集のやり方や、無料の画像編集ソフトについて知りたいのであれば、このブログはお役に立つことはできないと思います。
最適なパソコンを見つけることでよりクオリティーの高い写真が生み出せる
パソコンを使って写真編集をすると自分の理想とする写真により近づけることができます。
空の色合いや合成、光の強さ、植物の鮮やかさ、人の顔の印象、いらないものの除去など、編集ソフトでそれぞれできることが違うので是非自分に合う写真編集・画像編集ソフトとパソコンを見つけてみてください。